・腰が痛いときにやってはいけないこと
腰が痛い時に絶対にやってはいけない事をお伝えします。
1つ目 筋トレ
慢性の腰痛で腹筋背筋が弱いから腰痛になると言われています。
ですが体を前屈や後屈して腰に痛みがあるのなら、腹筋背筋すると
前屈後屈するのと同じ動作になっていしまいます。
なのでその様な腰痛の方は腹筋背筋することにより 逆に腰を痛めてしまう可能性があります。
なのでまず順番としては、まず腰の痛みを改善する。
その後に予防として筋トレを行なって頂く方がいいです。
予防の筋トレも動作が少ないもの、負荷が少ないものから開始して頂くと
お体に負担が少ないと思われます。
2つ目 長風呂
お風呂で腰をあっためると
腰の筋肉が柔らかくなり腰痛が緩和される
と良く言われてますが、、、
もちろん温める行為自体は悪くはないんですが
お風呂に入り湯船に座る姿勢は
地べたに座るのと同じ姿勢になります。
地べたに長時間座ると
腰痛の方は腰が痛くなった経験ないでしょうか?
私も腰痛でした!?
僕も腰痛だった経験がありその時ご飯を食べに行った時
一番嫌だったのが座敷に座ることでした。
座敷に座ると最初はいいんですが、、
どんどん腰がジワジワ痛くなってきて
正座や座布団か何かに座らないと
我慢できなくなってました。
湯船に座る姿勢はまさに地べたに座る姿勢と同じになるんです。
ですが暖かいお湯に浸かっているんで
幾分か痛みが緩和されます。
がしかし骨盤は後ろに倒れてしまいます。
痛みが緩和されるので
腰や太ももの後ろの筋肉は
知らず知らずのうちに負担がかかります。
そしてお風呂から上がり体が元の状態になると
また腰痛になるという流れになります。
なのでこれがお風呂で温めていると気持ちよくて
楽になるんですが、お風呂から上がると
また腰が痛くなる、もしくは熱が冷めるとより腰が痛くなる
と言われている現象の正体です。
ここにもっとやったらダメな事があります。それは、、、
3つ目お風呂を上がったポカポカした状態で念入りにストレッチをする
これはなぜダメなのかと言いますと
本来腰痛があり動きの制限があり時は
あまり捻ったり引っ張ったりしない方がいいです。
なぜなのかと言いますと、腰が痛いということは
その部分に何らかの損傷がある可能性があります。
なので傷があるところを引っ張ったり、捻ったりすると
傷口を開いているような事になります。
なのでそのストレッチをし腰痛が昨日より今日、今日より明日と
日々改善しているのならいいのですが、腰痛が慢性化しているのなら
あまりその運動はお体に合わない可能性があります。
お風呂上がりは、温もっているので変に感覚が麻痺しているんです。
この状態でぐいぐいするとその時はいいんですが
あとで腰痛が悪化してしまう事があります。
よくお聞きするのは、「私は腰痛なので腰をお風呂でしっかり温めて、お風呂上がりに30分以上念入りにストレッチをして寝ます。でも次の日の朝腰が痛くて起きるのがとても辛いです。」とおっしゃります。
なのでその様な方には、お風呂は短時間にして、寝る前の体操を
やめて下さいとお伝えします。
そうすると皆様驚いたように「最近腰が楽です。」
とおっしゃります。
最後に
もちろん上記の方法が当てはまる方も
おられますし、適切に専門の方にご指導して頂き
お体の状態が良くなっている方もおられますが
あなたが毎晩しっかりと腰を長時間
お風呂で温め、お風呂上がりに念入りにストレッチをし
腰痛改善の為に毎日筋トレを行うも腰痛が改善せず
慢性化しているのなら、一度全てを控えていいただいても
いいかなと思います。
よろしければご参考になさって下さい。